ビットコインを初めて知った日(数万円時代の話)
前回の「「いい投資話」はねずみ講だった話」の続きです。
「ビットコイン」という言葉に出会う
ねずみ講で投資信託の利益を全部失った後、僕はそれでも お金を増やす方法 を探し続けていました。
そんな時に、ある日「ビットコイン」という言葉を見ました。 当時の価格は、確か 数万円。
「通貨なのに、価格が変動する」 「国の発行ではなく、コードで動く」
聞いたことのない仕組みでしたが、興味だけは湧きました。
1週間で十数万円
軽く調べた次の週、もう一度価格を見ると 十数万円 になっていました。
数万 → 十数万。1週間で。
これは買うしかない、と思いました。 正確に言えば、手遅れになる前に飛びつかないと、と感じた。
買おうとして、買えなかった
ビットコインを買うには、当時:
- 専用の取引所に口座開設
- 本人確認
- 入金(多くは銀行振込のみ)
- 操作画面が英語だったり、UIが分かりにくかったり
- 場合によっては 海外の取引所を経由
これが当時のハードルでした。
今でこそスマホで数タップで買えますが、当時は 金融知識+IT知識+英語 が必要なジャンルでした。
僕は途中で挫折しました。 「めんどくさい」というより、「自分にできるレベルではない」と感じた。
あの時に買えていれば
「あの時、頑張って買っていれば」 これは仮想通貨に関わった人なら誰もが思うやつです。
でも、それは 後出しの話。 当時の自分は、金融知識も IT スキルも、いま振り返れば不十分でした。 仮に買えていても、早期に売却してしまった可能性が高い。
それでも、種は撒かれた
ビットコインは買えなかったけれど、「仮想通貨という世界がある」という事実は脳に残りました。
それから少しの時間が過ぎた頃、また別の暗号資産の話が舞い込んできます。 そして今度は、有り金全部を投じる ことになるのです。
その話は次回。
学んだこと
- 新しい技術に出会った時のハードルは、後から振り返ると低い
- 「分からない」と感じた時に、勉強する余力があったかが分岐点
- タイミングを逃すこと自体は、長期では大きな損失ではない(その後で何をするか)
ビットコインを買えなかった経験は悔しいけれど、 「分からないものに大金を入れない」という慎重さ を学べたのは結果的にプラスでした。
次回は「プレセール段階のコインに有り金全部を投じた話」を書きます。