Alibaba初仕入れで2個破損。"補償不要"と伝えたら業者から想定外の返事
中国せどりの初回ロット60個が届きました。 ワクワクしながら箱を開けて、1個ずつ手に取って検品していくと…
2個、底が割れていました。
この記事は、その「割れ」をどう業者に伝えたか、そして業者から返ってきた想定外の対応の記録です。
中国輸入を始めたい人にとって、業者対応の生のサンプルとして参考になればうれしいです。
結論からいうと
| 項目 | 結果 |
|---|---|
| 仕入れ数 | 60個 |
| 破損 | 2個(底の角に大きなひび割れ) |
| 出品可能 | 58個 |
| 不良率 | 約 3.3% |
| 損失額 | 約 968円(仕入れ単価484円 × 2個) |
| 業者の対応 | 次回オーダーで2個分を補償 と申し出 |
検品中、底にひび
すべて検品したのは、商品が届いた当日の夜でした。
60個を1個ずつ手に取り、ヒビがないか・ふたがちゃんと閉まるか・グリッドのパーツが入っているか をチェック。
58個目までは順調。 58個目で「おっ」と手が止まりました。
底の角に、はっきりとした亀裂。 プラスチックなので、輸送中に衝撃で割れたんだと思います。

別アングルから見ると、底面の割れ方がよりはっきりわかります。

もう1個も、同じような場所にダメージ。こちらは横面に長く亀裂が走っていました。

中国輸入の不良率「3.3%」をどう見るか
ここで冷静に数字を見てみます。
| 中国輸入の不良率 | 評価 |
|---|---|
| 0〜3% | 優秀 |
| 3〜5% | 標準(うちはここ) |
| 5〜10% | 普通 |
| 10%〜 | 業者の質を見直すレベル |
「5〜10%が普通」と言われるので、3.3%は実は 平均より良い 部類でした。
DDP(送料込み発注)でしっかりした業者を選んだのが効いたのかもしれません。
クレームを入れるか、入れないか
ここで悩みました。
選択肢A:クレームを入れて補償をもらう
- 2個分の代金(約968円)を返金してもらう
- もしくは次回オーダー時に2個追加で送ってもらう
選択肢B:事実だけ伝えて、補償は求めない
- 業者との関係を悪化させない
- 改善情報として共有するだけ
考えた末、B(補償は求めない) を選びました。
理由:
- 損失額が小さい(約968円)。これでクレーム合戦するのは時間と気力の無駄
- 不良率3.3%は許容範囲。中国輸入を続けるなら、これくらいは織り込み済み
- 長期的な関係を作りたい。最初の発注でクレーマー認定されるとリピート時に冷遇される可能性
- 業者が良い対応をする業者かを試したい。事実だけ伝えて、業者がどう動くかを見たかった
業者へ送ったメッセージ
英文で、こんな感じのメッセージをAlibabaのメッセンジャーから送りました。
Hi Jeff,
Thank you for the smooth shipping. I’ve finished inspecting all 60 units today.
Result of inspection:
- 58 units: good quality, no damage
- 2 units: cracked / broken at the bottom corner
I will send you the photos of the 2 damaged units separately for your reference.
The breakage rate is about 3.3%, which is acceptable for me, so please do not worry about compensation or replacement. I just wanted to share this so you can pass it on to the packaging team for future improvement.
I’m satisfied with the overall quality and would like to continue working with you on the next order.
要約すると:
- 60個検品終わったよ、ありがとう
- 2個割れていたけど、補償は不要
- 梱包改善の参考にしてもらえれば
- 次回も発注したいから、これからもよろしく
割れた2個の写真も別途送付しました。
業者から返ってきた “想定外” の返事
数時間後、業者から返信が来ました。
Hello, I have seen your feedback. We will compensate for the damaged product in the next order, so please rest assured that it has been noted.
訳すと:
フィードバックを確認しました。次回のオーダーで破損商品を補償します ので、ご安心ください。記録しました。
…正直、ちょっと驚きました。
こちらは「補償は不要」と明確に伝えたのに、向こうから「次回補償する」と申し出てくれた。
これ、たぶん中国輸入を何度かやってる人にとっては当たり前なのかもしれません。 でも初回の私には、すごく印象的でした。
この対応から見える業者の質
業者の質を見極めるポイントが、今回の一件で見えた気がします。
| 観点 | この業者の対応 |
|---|---|
| 返信速度 | ◎ 数時間以内 |
| 言い訳の有無 | ✗ 一切なし。「了解した、記録した」だけ |
| 自発的な提案 | ◎ 補償を自ら申し出てくれた |
| 関係維持の姿勢 | ◎ “noted(記録した)“の一言が誠実 |
これは 継続発注に値する業者 だと判断しました。
学んだ3つのこと
① 不良率は「織り込む」もの
ゼロを期待してはいけない。中国輸入をやる以上、3〜5%は標準。 ここに「許せる」「許せない」を持ち込むと疲れる。経費 として計算に入れておくのが正解。
② “クレーム不要” でも事実は伝える
黙っていても業者は改善できない。 事実だけ淡々と伝える → 補償は求めない → これで業者の 本性が見える 。
良い業者なら勝手に提案してくる。悪い業者なら「了解」で終わる。 業者を試す手段 としても、事実報告は有効でした。
③ 初回が一番、関係づくりが大事
初回で「ガッ」とクレームを入れると、業者は警戒する。 逆に、初回で 「許容範囲」を示せる客 だと、業者は信頼する。
これは人間関係と全く同じだなと思いました。
次回オーダーへの伏線
これで次回オーダー時には、2個分のサービス がついてくることになりました。
正直に言うと、最初は「補償もらえなくてもいいや」と思っていたので、これはボーナスです。
中国輸入は、長期的に同じ業者と付き合うと、こういう小さな信頼の積み重ねが効いてきます。
次回は、いよいよメルカリ出品開始の話を書きます。 58個(2個破損分の58個)をどう値付けして、どう写真を撮って、どう売っていくか。
中国せどりの「仕入れ → 検品 → 業者対応 → 出品」のリアルな流れを、引き続き全部数字付きで公開していきます。
中国輸入を始めたい人の参考になれば嬉しいです。