1度目の仮想通貨バブルで200倍に到達して、換金しなかった話
前回の「プレセール段階のコインに、有り金を全部入れた話」の続きです。
プレセールで有り金を入れ、1年半の塩漬けに耐えたあのコイン。ようやく上場した先に、1度目のバブル がやってきます。
上場後、市場がゆっくり動き始める
プレセールで買った暗号資産が、ようやく上場しました。最初は値動きも穏やかで、元本の 数倍 で推移していました。
「これだけでも大きい」と思って、月に1度くらいログインしては、ニヤニヤしていた時期です。
仮想通貨バブルが来た
ある時から、市場全体が動き始めました。ビットコインが急騰すると、アルトコインもそれを追いかける。
僕の保有コインも、毎日のように値段が上がっていく 状態に。
- 元本の10倍
- 50倍
- 100倍
- そして 200倍
数ヶ月で、ここまで到達しました。
「換金だ!」と思った瞬間
200倍に到達した日、確かに「今だ、売れ」と思いました。画面の前で、何度も売却ボタンに手をかけた。
でも、売れませんでした。
理由は色々ありますが、一番大きかったのは、この一言です。
「もっと上がるかも」
バブルの終了
僕が迷っているうちに、相場全体のバブルが終了しました。一気に縮みました。
価格は数日のうちに、200倍 → 数十倍 まで戻った。気がつけば、夢の200倍は終わっていた のです。
それでも元本割れはしなかった
凄まじい後悔がありましたが、不思議と 絶望はありませんでした。理由は、先行者利益のおかげで元本割れはしていなかった から。
入れた金額より、まだ多い状態。ここで売れば、確かに利益は確定する。でも、もう一度迷った末に、売らずに保有を続ける 選択をしました。
なぜ、また売らなかったのか
正直、理由は明確には言えません。強いて挙げれば、この4つです。
| # | 売らなかった理由 |
|---|---|
| ① | 損切りルールも利確ルールも決めていなかった |
| ② | 「次のバブルがまた来る」と何となく信じていた |
| ③ | 入れた金額が当時はそこまで大きくなかった |
| ④ | 換金すると税金がかかる、と何となく頭にあった |
理由は雑ですが、結果として 次の4年間、放置することになります。
4年の沈黙
200倍からの下落以降、暗号資産市場は長い冬の時代に入りました。価格はほぼ横ばい〜じわじわ下落。
「もう来ないかもしれない」。何度もそう思いました。
ただ、その間も生活は 本業+アルバイトの二刀流 で続けていました。暗号資産は、もう日常から離れた存在になっていました。
そして4年後、2度目のバブル がやってきます。今度は 800倍。その話は次回。
学んだこと
- 「もっと上がるかも」は、判断停止のサイン
- 利確ルールが事前にないと、下落で売れない
- 下落局面で売れない人は、上昇局面でも売れない
- 長期保有は「意図」ではなく、結果として偶然そうなることが多い
200倍の利益を逃した経験は、後の僕を冷静にしてくれた——と、今は思っています。
次回は「4年待った末の、2度目のバブル800倍」を書きます。