4年待って800倍。なのに、半分も換金できなかった話
前回の「1度目の仮想通貨バブルで200倍に到達して、換金しなかった話」の続きです。
200倍を売れずに逃した僕に、4年後、もう一度チャンスがやってきます。今度は 800倍。それなのに僕は、またやらかしました。
暗号資産の冬の時代、4年
1度目のバブルで200倍を逃したあと、市場は長い冬の時代に入りました。価格はじわじわ下げ、あるいは横ばい。SNSの熱量も冷めて、「やっぱり仮想通貨は終わったのかも」と何度も思いました。
その間、僕は 本業+アルバイトの二刀流 を続けながら、暗号資産のことは半分忘れていました。
ある日、また動き始めた
4年が経った頃、市場が静かに動き始めました。ビットコインが上昇基調に入り、アルトコインもじわじわ上がる。
「また来るのか?」
最初は半信半疑でした。でも、過去の記憶が蘇ります——1度目で売り逃した200倍。今度こそは、絶対に逃さない。
値段が再加速、そして800倍
数週間で価格は跳ね上がりました。
- 元本の100倍
- 300倍
- 500倍
- そして 800倍
「これは1度目を超えるバブルだ」と確信しました。
今度は準備ができていた……つもり
1度目と違って、今度は 準備ができていた つもりでした。
- 換金の仕組みは理解していた
- 取引所から法定通貨に戻す手順も把握していた
- 翌年の 税金の恐怖 も知識として頭に入れていた
冷静に、計画的に換金作業に入りました。
ところが、半分も換金できなかった
ここからが本題です。800倍まで上がった保有額を、半分以下しか売却できなかった のです。理由はこの3つでした。
| # | 売れなかった理由 |
|---|---|
| ① | 貧乏根性:「もっと上がるかも」「まだピークじゃないかも」。1度目とまったく同じ呪い |
| ② | 税金の恐怖:雑所得の最高税率は約55%。売るほど所得が増えて税率も上がる計算をしてしまった |
| ③ | 換金のスローさ:高額の出金はマネーロンダリング対策の確認が入り、即時には現金化できない |
特に②が厄介でした。「売れば売るほど、税金で半分以上持っていかれる」と頭の中で計算してしまい、売却ボタンの上で手が止まったのです。
それでも、生活は変わった
半分も売れなかったとはいえ、それでも 手元に入った金額は人生最大 でした。
このタイミングで、僕は長く続けていた アルバイト生活を卒業 しました。本業1本に絞れる経済的な余裕が、初めて生まれたのです。
ところが、翌年に恐怖が来る
換金した翌年の確定申告で、僕は 白目を向く納税額 を見ることになります。さらにその翌々年、住民税の通知書 で2回目の白目を向くのですが……その話は、また別の回でじっくり書きます。
学んだこと
- 800倍の利益でも、貧乏根性は消えない
- 税金の恐怖が、利確の判断を狂わせる
- 「計画的に換金する」は、たいてい計画どおりにいかない
- 「次でもっと上がる」という幻想で、半分以上を残してしまった
半分残ったコインの、その後
換金しなかった半分以上のコインは、今も保有しています。価格は800倍のピークから、大きく下がりました。
「あの時に全部売っていれば」——これは、仮想通貨をやった人みんなが一度は思うやつです。
でも、それを 教訓として残す ことが、このブログを書く意味だと思っています。利確ルールは、上がってから決めるのでは遅い。買う前に決めておく べきなんです。
次回は「長く続いたアルバイト生活が、ついに終わった日」を書きます。