📓 はつの副業日記

税金・保険

暗号資産に強い税理士が見つからない。紹介の紹介の紹介で、やっとたどり着いた話

#税理士#暗号資産#ステーキング#税金#確定申告#体験談

前回の「ステーキングの税金計算が複雑すぎて、頭を超えていった話」の続きです。

数日エクセルと格闘して、僕は白旗をあげました。「これは、プロに頼む領域だ」。そう決めたところまでは、よかったんです。問題は、その先でした。

暗号資産に対応してくれる税理士が、びっくりするほど見つからない。

「お金を払えば誰でも受けてくれる」と思っていた

税理士なんて、こちらがお金を払う側です。お願いすれば、当然どこでも受けてくれる。僕はそう思い込んでいました。

近所の事務所に電話して、暗号資産の確定申告をお願いしたい、と伝える。それだけで話が進むはずでした。

現実は、まったく違いました。

「暗号資産は、うちでは……」で電話が終わる

「暗号資産 税理士」で検索して、出てきた事務所に片っ端から問い合わせました。

返ってくるのは、だいたい同じ反応です。

「暗号資産は、うちでは対応していなくて……」

やんわり、でもはっきり断られる。何件かけても、似た空気でした。

理由はあとで分かりました。暗号資産の申告は、税率が最大55%と重いうえに、取引履歴が膨大で、計算方法も特殊。経験のない税理士にとっては、リスクの高い案件だったんです。

ステーキングと言った瞬間、電話の温度が下がる

売り買いだけなら、まだ受けてくれる事務所もありました。問題は、その次のひと言です。

「ステーキングの報酬もあって……」

そう言った瞬間、電話の温度がすっと下がるのが分かりました。

毎月の受取を、その時々の時価で記録する。あの2段構えの計算は、プロでも敬遠する領域でした。自力で詰んだのも、当然だったわけです。

結局たどり着いたのは「紹介の紹介の紹介」

自力で探すのは、早々にあきらめました。

かわりに、周りに聞いて回りました。暗号資産をやっている知人に聞く。その知人が別の知人を紹介してくれる。さらにその先を紹介される。

そうやって3人挟んで、ようやく暗号資産に強い税理士さんにたどり着きました。

正直、実力で見つけたというより、運が良かっただけです。

取引履歴を渡した瞬間、肩の荷が全部おりた

初回の面談で、僕はあの合わない数字だらけのエクセルと、取引所からダウンロードした履歴を、まるごと渡しました。

「こちらで計算しておきますね」

その一言で、数日ぶんの格闘が、すっと肩からおりました。

あれだけ僕の頭を超えていた計算を、当たり前の顔で引き受けてくれる。プロって、こういうことか、と。

これから暗号資産の税理士を探す人へ

同じように困っている人のために、僕がわかったことを置いておきます。

まず、自分でやるのと頼むのは、こんなに違いました。

自分でやる税理士に頼む
作業時間何日も溶ける履歴を渡すだけ
計算の精度合っているか不安なままプロが計算
確定申告期眠れない待つだけ
費用ソフト代くらい十数万円〜

費用は決して安くありません。でも、あの数日の消耗と不安を思えば、僕には十分すぎる価値がありました。

探すときのコツは、この4つです。

  • 「暗号資産対応」をうたう事務所を探す:普通の事務所より、最初から専門を掲げている所のほうが早い
  • 確定申告の時期(2〜3月)を避けて動く:直前は満員で、新規を断られやすい
  • 使っている取引所とステーキングの有無を、最初に伝える:あとで「聞いてない」となると断られる
  • 見つからなければ、人に聞く:僕みたいに、紹介がいちばんの近道なこともある

稼ぐ力と、管理する力は、別だった

この一件で、はっきり分かったことがあります。

  • お金を稼ぐ力と、稼いだお金を管理する力は、まったくの別物。僕は前者だけで、後者はゼロでした
  • プロに頼るのは、逃げじゃない。自分の限界を認めて任せるのも、立派な判断でした
  • 税理士は「探せる時期」に探しておく。追い込まれてからでは、選ぶ余裕すらない

意地を張って数日エクセルと格闘した僕からすると、3つ目は本当に身にしみます。

丸投げできる相手がいる、という安心

税理士さんに任せてから、確定申告が怖くなくなりました。

数字が合わない夜も、白目を剥く瞬間も、もうありません。稼ぐことに集中できるようになったのは、あの「紹介の紹介の紹介」のおかげです。

お金の管理は、ぜんぶ自分で抱え込まなくていい。それを知れただけでも、遠回りした価値はありました。


次回は、そのすぐあとにやってきた2度目のバブル崩壊で、「手元に現金がない」と初めて青ざめた話を書きます。


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